ヴィル・ダヴレーのあずまや
ポスターにボッティチェリの絵画が使用されていたので、ルネサンス期の作品が観れるのかなと期待していた。
実際はルネサンス期の作品はボッティチェリ一枚。
あとは江戸時代の振り袖から印象派まで、びっくりするくらい節操ない展示だ!
中学生の頃好きだったユトリロも他の巨匠の作品にまぎれて一枚展示されている。
あぁ、なんとなくこの一枚は別の出会い方をしたかった、と贅沢な事を思ってしまった。
嬉しかったのはコローの「ヴィル・ダヴレーのあずまや」が展示されていたこと。
夏に上野の国立西洋美術館で観ていたので、わずか数ヶ月のにうちに2度も会えた。
前回観たとき、他の作品よりほのぼのしてるのにシュールな雰囲気がして印象に残っていた。
多くの作品は近隣に常設展示されていない限り再び出会えるチャンスは少ない。
今まで美術館などで実際に観て感動してきた絵画の多くは、死ぬまで2度と会う事はない。
数年前に観たルーベンスの「三美神」に、もう一度会いたいと願っても
ウィーン美術大学まで行かなければならないし、行っても展示されているとは限らない。
次に日本で展示されるのは何時になるか見当もつかない。
なので美術館ではいつも一度きりのつもりで観ていた。
今日、再び「ヴィル・ダヴレーのあずまや」に会えたことは嬉しい驚きだった。

